電子契約で有名なクラウドサインの費用をまとめました。
クラウドサインは月額の固定費だけでなく従量課金の変動費もあるクラウドサービスです。
それがどのように計算されて費用に反映されるのかなどを解説します。
あなたの会社に導入したら実際はいくらかかるのか分かります。
導入のための稟議などのお手伝いになれば幸いです!
また小規模な事業者にとってはクラウドサインはちょっとお値段がお高め。
そこでもっと電子契約をもっと安く抑える方法も記事の最後に記載しました。
クラウドサインの費用|月額費・送信費
クラウドサインの料金表はこちらです。
※大企業向けのエンタープライズプラン(費用は非公開)もありますが今回は省略をしています。
Light(ライト) | corporate(コーポレート) | |
月額費用 | 11,000円 | 30,800円 |
送信ごとの費用 | 220円/件 | 220円/件 |
送信ごとの費用とは、契約書を相手に送信するタイミングで発生する費用です。
要するに定額じゃなくて従量課金です。
契約書の作成ごと、ではなく契約書の送信ごとなのがポイントです。
- 売買契約
- 労働契約
- 業務委託契約
など、見直すと意外と毎月たくさんの契約書を取り交わしているもの。
仮に100件の契約を送信すると月額費用と合わせて合計33,000円と料金表の見かけ以上にコストがかかります。
自社で使うと費用がいくらなのかを事前に見積ることが大切
クラウドサイン導入の検討段階で、大切なポイントは変動費用がいくらかかるのかです。
契約書の多くは1契約で1送信先(自社と相手先の会社)ですよね。
だから毎月いくつの契約書を巻いているかを確認すれば予めクラウドサインの費用を見積ることができます。
- 自社で毎月、どれだけの契約書を交わしているのかを調べてあらかじめ費用を見積もる
- クラウドサインのプランを選択する
という手順で事前に費用を見積もっておきましょう。
送信費について少し詳しく
送信ごとに200円の費用がかかります。
しかし、これはあくまで契約先への送信です。
自社の他部署の人に、メールのCCのように内容共有のために送信するのは費用はかかりません。
契約相手に送信するときにクラウドサインのシステムが偽造できないように電子署名をするので、そこで費用が発生する仕組みになっています。
3社間など複数社間での契約にもクラウドサインは対応しています。
ただし送信先 ✕ 220円がかかります。
クラウドサインは初期費用や登録料はかかる?
初期費用や登録料のような使用する前に発生する費用はありません。
ここまで説明した月額費用・送信費用がすべてと考えて問題ありません。
※大企業だと若干の例外あり
契約書を受け取る相手は費用がかかる?
御社から契約書を受け取る相手方には費用負担は一切ありません。
初期費用や月額費用がすべて無料です。
ただし相手もクラウドサインへの登録は必須となります。
クラウドサインの費用を安く抑える方法はある?
クラウドサインは費用的・機能的には中規模以上の企業向けの電子契約書サービスです。
規模の小さな法人・個人事業主で月額費用が高価だと感じるかもしれません。
残念ながら直接的にクラウドサインの費用を安くする方法はありません。
販売代理店もありますが費用はすべて一律のようです。
そのため電子契約書の管理にかかる費用を安く抑えるには他のサービスを検討しましょう。
GMOサイン、Ninjaサインなど他にもいくつか電子帳簿保存法に対応した電子契約書のサービスはあります。
機能にも不足なく、費用が抑えられる個人事業主・中小規模向けのサービスとしてクラウドコントラクトがあります。
特徴は費用が安いことで月1980円~で利用できます。
仮にクラウドサインとクラウドコントラクトで契約書を100件を交わした場合で比較します。
以下のとおりクラウドコントラクトは比較して1/3以下とかなり費用に差が生まれます。
クラウドサイン | クラウドコントラクト |
33,000円 | 8,228円 |
以上、クラウドサインの費用をまとめました。
参考になれば幸いです。