アフィリエイト広告でメディアを探す方法 | 自社に合うのアフィリエイターの探し方

アフィリエイトASPに登録している広告主の方は、どうすればアフィリエイターに良質な記事を継続的に書いてもらえるか、悩まれることが多いのではないでしょうか。提携申請は来るものの、AIで書かれたような記事のメディアばかりだったり、提携申請が完了しても記事をなかなか書いてもらえなかったり、思うように自社に合うアフィリエイターと出会えなかったりする経験も少なくないでしょう。

ASPの中には、リクルーティング機能を使ってアフィリエイターに直接アプローチできるものもありますが、残念ながら返信をもらえることは少なく、反応が得られないケースが多いのが現状です。これは、アフィリエイターが日々大量の通知を受け取っており、メールを見逃してしまうことが多いためです。

また、アフィリエイターは、報酬が高く成果が見込める案件から取り組む傾向があります。
そのため、特に「儲かる案件」や「取り組みやすい案件」でない場合は、優先順位を上げてもらうための工夫が必要です。

ここからは、自社に合ったアフィリエイターを見つけ、アフィリエイトメディアに記事を書いてもらい、商品やサービスを効果的に販売するためのポイントをお伝えします。

目次

アフィリエイターが記事を書いてくれない理由・提携申請をしてくれない理由

アフィリエイターが提携申請をしてくれない、または記事を書いてくれない背景には、いくつかの理由があります。
まず、アフィリエイターの視点で考えてみましょう。

プロジェクト詳細を充実させる

アフィリエイターに記事を書いてもらうためには、商品やサービスの詳細情報が不可欠です。どのようなターゲットに向けた商品なのか、他社との差別化ポイントなどが明確に記載されていることが重要です。画像や資料なども豊富に揃えることで、アフィリエイターにとって取り組みやすい環境が整います。他社のプログラム詳細を参考に、自社の内容を充実させましょう。

アフィリエイターアカウントも作成し、他社のプログラム詳細を見て、自社のプログラム詳細を改善

売れそうだと感じてもらう

多くの企業が知名度向上のためにアフィリエイト広告を活用していますが、逆説的に、アフィリエイトは知名度のある商品の方が売れやすい傾向があります。大手企業だったり、テレビCM、ネット広告の出稿を多く行っている場合、アフィリエイター自身が、その商品やサービスを知っていたり、ユーザーだったりするので、紹介されやすいです。

しかし、いまはまだ知名度が低くても「売れそうだ」と感じてもらえる工夫をすることで、アフィリエイターの関心を引くことが可能です。具体的には、EPC(広告1クリックあたりの期待収益)や承認率(確定率)、ITP対応、cookie(再訪問機関)、成果確定目安、スマホへの最適化、成果地点(例えば成果地点の難易度が高い)、否認条件など、プログラムの魅力を最大限に引き出し、「売ってみたい」と思ってもらえるようにします。

ASPの管理画面にアフィリエイターとしてログインして、自社はもちろん、他社のEPC、承認率、ITPへの対応など、アフィリエイターが案件選びで重要と考える項目を整えていきましょう

アフィリエイターは、すでに実績があり、成果が得やすい有名な案件を優先的に選びがちですが、中には、好きな商品やサービスの認知拡大から協力したいと考える人もいます。そういったアフィリエイターと出会う工夫もあわせてやっていきましょう。

ランディングページを見直す

アフィリエイターは、ランディングページをみて売れそうかどうか判断しています。

ファーストビューでは、商品やサービスの価値をビジュアルで伝えます。

ターゲットユーザーの悩みや課題に共感する内容、商品/サービスの具体的なベネフィット、科学的根拠や権威者の推薦などのエビデンス、ユーザーの声や事例紹介、実績や受賞歴、セキュリティマークなど、説得力があり、信頼性を高める要素を盛り込み、ページ内に複数のCTAボタンを配置するなど、コンバージョンを高める工夫をします。

他社のランディングページと比較して、足りない要素がないか確認します

報酬が低いとアフィリエイターはやる気がでません

報酬が低いとアフィリエイターはやる気がでません。特に3,000円以下の報酬だと、案件としての魅力が薄れ、取り組むアフィリエイターが少いので、ASPの中だけでは苦戦しがちです。別の打ち手が必要です。

報酬を高く設定することは魅力的ですが、企業にとって持続可能な報酬体系を構築することが何よりも重要です

アフィリエイターの望む報酬を出しづらいといった場合には、弊社が提供する「Dairin(だいりん)」の導入をご検討ください。

柔軟な報酬設計を簡単に行える成果計測サービスです。二段階報酬や継続報酬など、エンジニアのサポートなしでマーケティングチームが柔軟に設定できる機能を提供しています。

例えば資料請求で500円、サービス利用開始で5,000円の二段階報酬、またはサービス申込みで500円とサービスが継続される限り毎月500円を指定回数支払うような柔軟な報酬設計が、エンジニアの開発コストなしでマーケティングチームだけで実施できるので、無理のない報酬設計ができます。

弊社が提供するDairinは、ASPと併用できて、初期費用や月額費用は一切かかりません。アフィリエイターに支払う報酬の10%だけが、Dairin利用料です。アフィリエイトASPに支払う手数料を減らせるので、自社の広告費を増やさずに、アフィリエイターの報酬を増やすことができます。

Dairinに広告主として登録する

コミュニケーション不備

これから商品の認知拡大を図っていくというステージでは、アフィリエイターとチャットやオンラインミーティングなどで、密にやりとりして、商品やサービスの情報交換をすることが大切です。アフィリエイターの連絡先を教えてもらえず管理画面のメッセージ機能だけのやりとりに制限されたり、利用規約で広告主とアフィリエイターの直接連絡を禁止していたり、ときには担当者経由でしか連絡できないといったことがあります。

ASPの枠を飛び出して、アフィリエイターに直接アプローチしていきましょう

アフィリエイター探しは直接アプローチが効果的

アフィリエイトASPに登録をして、プロジェクトを設定して、広告を開始しただけでは、アフィリエイターはあまり記事を書いてくれません。アフィリエイトマーケティングで成果をあげている広告主は、自らがアフィリエイターを探し、直接アプローチを行っています。

検索エンジンやSNSを活用して、自社商品に関連するキーワードやハッシュタグでメディアやインフルエンサーを探し、アプローチを行いましょう。

その具体的な手法のいくつかを紹介します。

検索エンジンで探してアプローチ

GoogleやYahooなどの検索エンジンを使って、自社の商品や、自社業界(ジャンル名)に関連するキーワードで上位表示している記事を検索して掲載メディアにアプローチします。

競合他社のサービス名で検索

競合他社のサービス名などで調べて、紹介しているメディアを探し自社のサービスを掲載してもらえないかアプローチします。競合他社を紹介しているメディアなので、同ジャンルのテーマとして取り扱ってくれる可能性は高いです。

商品ジャンル+キーワードで検索

自社の商品やサービスのジャンル名と一緒に検索されそうな関連キーワードで検索します。シャンプーを例にすると、「シャンプー+ 比較」「シャンプー + ランキング」「シャンプー + おすすめ」といったキーワードで検索し、上位表示しているメディアの記事を読んで、アプローチして掲載してもらえないか連絡をします。

サービス・商品名
「サービス名 + 評判」「サービス名 + 体験談」「サービス名 + 口コミ」など、エゴサーチのように自社のサービスに言及しているブログ記事を探して、お問い合わせフォームなどからアプローチを行います。

SNSで探してアプローチ

Instagram、Twitter(X)、YouTubeなどのSNSプラットフォームで、自社の業界に関連するインフルエンサーやコンテンツクリエイターを探します。

ハッシュタグ検索

ハッシュタグを活用すると、関連する投稿やアカウントを見つけやすくなります。検索エンジンでの検索同様に、自社のサービスや競合他社のサービス、関連ハッシュタグで検索を行います。

アクティブアカウントかを確認する

またフォロワー数やチャンネル登録数だけでなく、投稿しているコンテンツやコメントに対しての反応をチェックするのがおすすめです。フォロワー数やチャンネル登録数は、アフィリエイターの影響力を示す一つの指標に過ぎず、そのフォロワーがどれだけ積極的にアフィリエイターのコンテンツに関与しているかのアクティブアカウントであるかの確認が重要です。

エンゲージメント率(いいね、コメント、シェアなど)は、フォロワーがアフィリエイターのコンテンツに対してどれだけ興味を持ち、信頼しているかを示す重要な指標です。

公式アカウントなどからDMでアプローチ

SNSでのアプローチにおいては、公式アカウントを作成しておきアプローチを行うと興味を示してもらいやすくなります。自社のサービスを掲載してほしいアフィリエイターやインフルエンサーがみつかたったら、DMなどからアプローチを行います。

アプローチする際のコツ

アフィリエイトメディアに自社の商品やサービスを取り扱ってもらうためには、以下のポイントに注意してアプローチすると成功確率が高くなります。

1. 商品やサービスの強みを明確に伝える

アフィリエイトメディアは、多くの商品やサービスを比較して紹介するため、他社と比べたときの強みを明確に伝えることが重要です。以下の点を含めると効果的です。

  • 商品の特徴や差別化ポイント
  • 過去の成功事例や顧客の声
  • 業界での評価や受賞歴

2. ターゲット層の一致

メディアがターゲットにしているユーザー層と、自社の商品やサービスがターゲットとしているユーザー層が一致しているかを確認しましょう。メディア側に対して、なぜ自社商品がそのメディアにふさわしいのか、具体的に説明できると説得力が増します。

3. 収益性の提案

アフィリエイトメディアにとって、収益性は重要なポイントです。以下のような情報を提供することで、メディアにとってのメリットを強調できます。

  • 高い報酬率や特別なインセンティブ
  • コンバージョン率の高さ
  • 再購入率や顧客生涯価値(LTV)の提示

4. 信頼できる素材や情報の提供

メディアが質の高い記事やレビューを作成できるよう、信頼性のある情報や素材(画像、動画、データ)を提供することが大切です。特に以下の要素はメディアに好まれます。

  • 製品の詳細な説明書
  • 高解像度の画像や動画素材
  • 商品を効果的に紹介するための提案(使用例や具体的なストーリー)

5. コミュニケーションの柔軟性

メディアとの関係を築くためには、双方向のコミュニケーションが不可欠です。メディア側からの要望やフィードバックに迅速かつ柔軟に対応することで、信頼関係が構築されやすくなります。

6. 限定キャンペーンや特典の提供

アフィリエイトメディアに対して、特別なキャンペーンや限定オファーを提供することも効果的です。メディアがそのオファーを独自のコンテンツとして強調できるため、他のメディアとの差別化が図れます。

7. 長期的な関係の構築

短期的な利益だけでなく、長期的なパートナーシップを意識することが大切です。定期的なコミュニケーションやアップデート、成功事例の共有を行い、信頼関係を築いていくことが、メディアとの持続的な協力につながります。

これらの点を意識してアプローチすることで、アフィリエイトメディアとの連携がスムーズに進み、商品やサービスをより効果的にプロモーションしてもらえる確率が高まります。

アプローチの際の例文

○○様
(※メディア運営者の名前や、会社名がわかる場合は宛名に追加)

はじめまして。株式会社○○の○○と申します。
突然のご連絡失礼いたします。御社が運営されている「○○」の内容を拝見し、読者層や取り上げている商品カテゴリが、私たちの提供する商品「○○」と非常にマッチしていると感じ、ぜひご紹介いただきたく、ご連絡させていただきました。

弊社商品の特徴:
「○○」は、(特徴・ベネフィットを簡潔に)に優れた商品で、特に○○に関心を持つユーザーにご満足いただいています。具体的な成功事例として、(他の利用者の成功事例や顧客の声を簡単に挿入)を挙げることができます。

御社の読者様にとってのメリット:
御社の読者層は、(具体的なターゲット層を言及)に強い興味を持っており、商品「○○」の価値を存分に引き出せると確信しています。加えて、特別なキャンペーンや割引の提供など、読者の皆様にとっても魅力的なオファーを用意することが可能です。

ご提案の内容:
弊社では現在、○○%の報酬率に加え、初月の特別インセンティブを設定しており、貴メディア様にも最大限の収益性をご提供できると自負しております。また、コンバージョン率は現在○○%で、多くのアフィリエイター様から高評価をいただいております。

ぜひ一度、詳細についてお話させていただければ幸いです。製品サンプルやプロモーション素材もご提供いたしますので、ぜひご検討いただければと思います。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご返信いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

アプローチの成功率を上げる

アフィリエイターは多くの案件を扱う中で、特に収益性が高く、メリットを感じられる商品やサービスを優先的に取り上げます。したがって、特別報酬やインセンティブを提供することで、アフィリエイターにとって魅力的な提案となり、協力を得やすくなります。

特別単価の提供

メディア運営者にアプローチする際、特別単価を提供することは非常に効果的です。

通常の報酬額と特別単価の差を明確にし、「通常はXX%の報酬ですが、特別にXX%でご提案させていただきます」といった形で、他のアフィリエイターとの差別化を図ることが有効です。

特別単価に加えて、アフィリエイターがより積極的に動けるように、一定の成果を達成した場合にボーナスや追加報酬を提供するインセンティブプランを提案するとさらに効果的です。例えば、「◯件以上のコンバージョンを達成した場合は追加報酬◯円を提供します」といった形で、アフィリエイターのモチベーションを高める施策を用意します。

商品を提供して記事作成を依頼する

商品やサービスを提供して記事作成を依頼する方法も効果的です。

アフィリエイターが実際に商品を無料で試せる環境を提供すれば、レビュー記事を書きやすくなります。初めは簡単な商品レビューやSNSでの投稿依頼など、アフィリエイターが手軽に取り組める依頼から始めるのがポイントです。商品提供があると、アフィリエイターも長期的に記事を作成しやすくなるでしょう。

記事制作費を払う

成果報酬ではなく、記事制作費に対して報酬を支払うアプローチも効果的です。

アフィリエイターのリスクは記事を書いても成果が上がらないことであるため、取り組みに二の足を踏むケースがあります。記事制作費を払うことによって労力対報酬をもらえることはアフィリエイターにとってメリットなので、取り組んでくれる可能性が高いです。単価は、ケースバイケースですが、売れたときに報酬は発生しますので、それほど高額である必要はないと思います。

これからの時代の新しいアプローチ先

アフィリエイトマーケティングでは、自社のユーザーに紹介者(アフィリエイター)になってもらうという手法もあります。従来の「アフィリエイト」という枠にとらわれず、紹介制度やアンバサダープログラムを導入する方が、より自然で効果的な場合もあります。

既存のユーザーは、自社の商品やサービスを気に入って使っています。そのため、購入や申込完了のタイミングで自然とシェアされる仕組みを作ることで、商品の売上がさらに増加し、紹介が拡大するという循環を生み出すことができます。これにより、持続可能な販売のエコシステムが形成されます。(詳細は、ハッピーシェア機能の紹介ページをご覧ください)

すでに利用しているユーザーが紹介者となることで、信頼性の高い推薦が生まれます。実際に商品やサービスを体験しており、その体験に基づいたリアルで信頼性の高いメッセージを発信することができます。特に、自社だけが発信するよりも、複数の第三者が発信することで信頼性が一層高まり、より多くの人に商品やサービスの魅力が伝わりやすくなります。

さらに、ユーザーは友人や家族、同僚、SNSフォロワーなど多様なネットワークを持っているため、「この人の言うことなら信頼できる」といった信頼関係を基にした強固な顧客層にアプローチできます。

ポジティブな口コミが自然に広がることで、購買意思決定にも大きな影響を与えます。特に、ユーザーが購入直後に高い熱量を持って口コミを広めると、その効果は一層高まります。

紹介者としての活動は、ブランドに対する愛着や貢献意識を高め、より強固なファンを生む可能性が高くなります。こうしたファンが広める口コミは、第三者の意見としてインターネットを通じて拡散され、貴重な情報源となります。

アフィリエイト広告にDairinという選択肢

自社でアフィリエイトASPの管理画面外で直接アプローチしたアフィリエイターと連携(リクルーティングと呼ばれることもあります)する場合、ぜひ「Dairin」の利用をご検討ください。

例えば、「a8.net」「バリューコマース」「afb」などの大手アフィリエイトASPは、登録しているアフィリエイターの数が多く、幅広くアプローチできる一方で、初期費用や月額固定費(約4〜5万円)が発生し、さらに成果報酬の約30%を利用料として支払う必要があります。「もしもアフィリエイト」や「レントラックス」など、初期費用や月額固定費が無料のASPも存在しますが、成果報酬の30%程度の手数料は同様に発生します。

自社に適したアフィリエイターとの出会いに対して、この30%の手数料が無駄とは言いません。しかし、自社がリクルーティングしたアフィリエイターとの取り組みにおいて、Dairinを活用することで、これらの費用を削減することができます。

浮いたコストを使って、特別単価を設定することで、アフィリエイターのモチベーションを向上させることも可能です。

Dairinは、成果の計測に特化したサービスで、アフィリエイターとのマッチング機能はありません。しかし、Dairinには他のASPにない魅力的な機能が数多くあります。

  • 初期費用や月額固定費が無料
  • 他のASPとの併用が可能
  • ITP対応が簡単に行える
  • クロスドメインやクロスデバイスの計測が管理画面から設定可能
  • 成果報酬にかかる利用料はわずか10%
  • 2段階報酬や継続報酬などが開発コストなしで設定できる
  • アフィリエイターとの直接コミュニケーションが可能
  • 記事制作費やバナー広告掲載の際に使える特別報酬機能を提供
  • 「ハッピーシェア機能」で購入完了画面からすぐにシェアされる仕組みを作成できる
Dairinに広告主として登録する

Dairinを活用することで、ASPの管理外でも柔軟かつ効率的にアフィリエイト広告を展開し、コストを抑えつつ、より効果的な報酬設計を実現することが可能です。Dairinは、商品が売れたり、サービスの申込があったりするまでは、一切、費用がかかりません。

リソースが許す限り、Dairinでは、広告主登録後にタグ設置のマンツーマンサポートを行っています。タグ設置のマンツーマンサポートをご希望の方は、広告主登録後に、広告主管理画面のメッセージ機能から「タグ設置のマンツーマンサポート希望」とご連絡ください。

こちらのページから広告主向けの資料がダウンロードできます。
Dairin紹介ページ導入マニュアルも合わせてご覧ください。

DairinとアフィリエイトASPの違い

DairinとアフィリエイトASPの違いについては、こちらのページに詳しく記載しております。

無料のアフィリエイトASPの比較表
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