輸入ペットフード販売者に聞く。「信頼できる人」との連携をDairinで実現できた理由

「信頼できる人に、自社の商品を広めてほしい」 これは、多くの企業が抱く想いです。ペットフードの輸入販売を手掛けるA社は、まさにその想いを実践する企業の一つです。
同社はコロナ禍での事業開始、独自の集客課題を抱える中、成果計測WebサービスDairinを導入しました。その決め手と成果について、A社の担当者様にお話を伺いました。

導入前の課題:コロナ禍でのスタートと集客の模索
カナダ産の高品質なペットフードを取り扱うA社。事業開始は2020年頭、奇しくもコロナ禍の始まりと同時期でした。
「当初は対面イベントでの深いコミュニケーションを重視していましたが、コロナですべて中止に。オンラインストアが主要販路でしたが、ペットフードはブランドスイッチのハードルが非常に高く、新参者は苦戦しました」と担当者様は振り返ります。
転機となったのは、ある有名なインフルエンサーがA社の商品を気に入り、SNSで拡散してくれたことでした。「その方のおかげで当初を乗り切れました。当初はクーポン利用実績に応じた報酬を手作業でお支払いしていましたが、手間もかかり、成果の透明性にも課題を感じていました」

Dairin導入の決め手:「選べる」安心感と「低コスト」
そんな中、別のインフルエンサーから紹介されたのがDairinでした。
「正直、ペットフード業界ではアフィリエイトに良いイメージがない業者もいたため、当初は抵抗がありました」
しかし、Dairinの仕組みがその懸念を払拭しました。
- 広告主が代理店(アフィリエイター)を選べる承認制
- 「この人にやってもらいたくない」という事態を防げ、信頼できるパートナーとだけ組める。
- 成果の透明性
- 管理画面で成果がリアルタイムに分かり、広告主・代理店双方がクリア。
- リンクの自然さ
- アフィリエイトリンクだと分かりにくく、ブランドイメージを損なわない。
- 低コストな成功報酬型
- 初期費用や月額固定費の負担がなく、成果が出た分だけフィー(Dairinの手数料)を支払うモデル。
「特に、成功報酬型である点は、ネット広告をほぼ出してこなかった我々にとって、導入のハードルを劇的に下げてくれました」

スムーズな導入と運用:専門知識がなくても簡単
導入時の設定についても、大きな障壁はなかったと言います。
「Googleタグマネージャーの設定経験があるスタッフが担当しましたが、『1時間もかからず完了した』と報告を受けました。専門的なエンジニアでなくても、タグを貼り付けるだけで簡単に導入できる手軽さは魅力です」
A社はカラーミーショップを利用しており、タグマネージャー経由での設置がスムーズに完了したとのこと。

Dairinはカラーミーショップ以外にも様々なECカートでの導入事例があり下記から確認ができます。

運用面でも、「管理画面のインターフェースは非常に分かりやすい。承認作業もメール通知が来てすぐに対応できます。最近のアップデートで承認作業がさらに楽になり、助かっています」と高く評価しています。
導入後の成果:信頼できるインフルエンサーとの連携で相乗効果
Dairin導入後、A社は既存のインフルエンサー(犬に強い)に加え、新たにYouTuber(猫にも強い)とも提携。10月には約30件の成果が発生しました。

「商品力には自信がありましたが、それを影響力のある方に客観的に評価してもらえたのが大きいです。」
担当者様は、個々の成果だけでなく、副次的な効果も実感しています。
「異なるジャンルのインフルエンサーが同時多発的に発信することで、お客様が色々な場所でA社のブランドを目にする機会が増えました。結果として、公式Instagramのトラフィックも増えるなど、全体の認知度向上という相乗効果が出ていると感じます」
中小事業者にこそ推薦したい理由
最後に、Dairinをどのような事業者に勧めたいか伺いました。
「我々のような中小事業者にこそ、使う価値があると思います」
「『この人にぜひ商品を広めてほしい』という信頼できる関係性があるなら、その思いを形にするための仕組みとしてDairinは最適です。低コストで始められ、顔の見える関係性を大切にしながら、より良い商品を世の中に広げていくことができます」
将来への期待:エンドユーザーを巻き込む「紹介マーケティング」へ
A社担当者様は、今後のDairinの展開として、アフィリエイト(BtoB)の枠を超え、既存顧客(エンドユーザー)が友人・知人に紹介する「リファラルマーケティング」への活用に期待を寄せています。
「ペットフードは特に口コミが強い業界。お客様がお客様を連れてきてくれる仕組みをDairinで実現したいです。報酬を金銭ではなくポイントや特典にするなど、柔軟な設定ができるようになれば、さらに活用が広がるのでは」と、熱のこもった提案もいただきました。
Dairinは、広告主とアフィリエイターが「顔の見える関係」で手を取り合い、良質な商品を広めていく世界観を目指しており、A社の活用法はまさにその理想形と言えます。
(インタビュー:2025年11月13日)



